「冬の寒さをどうしのごうか悩んでいる」
「断熱材にはどのくらい効果があるのかな」
このようにお考えの方も多いと思います。
今回は、冬の寒さをどれぐらい防げるのか断熱材の効果についてご紹介します。
◆断熱材の種類
グラスウール
グラスウールは、一般的に広く知られ、使用されている断熱材です。
ガラス繊維で作られている綿状のもので、種類も豊富で加工が簡単なため、40年~50年以上前から住宅の断熱材として活躍しています。
発泡スチロール系
加工しやすい点が特徴で、主にマンションや木造の住宅で活躍している断熱材です。
日常生活でも使われることの多い素材で、断熱効果だけでなく軽さとある程度の強度を兼ね備えた素材です。
グラスウールと比較すると機密を保つことが難しく、価格もやや高価です。
吹付発泡ウレタン
現在、最も断熱性能が高い素材が「吹付発泡ウレタン」です。
元々断熱材として完成しているものではなく、現場で断熱材となるものを木材に吹き付けます。
隙間が空いていると断熱性能を下げてしまう要因になりますが、この方法では完全に隙間を防げるため、高い断熱効果を保てるのです。
気密性能と断熱性能に優れてはいますが、そのぶん価格が高価になりがちです。
◆冬に断熱材の効果を発揮するためのポイント
まずは、壁です。
壁を断熱材で覆うことで外からの影響を受けにくくなるので、廊下やトイレ、浴室などの冬に寒くなりがちな空間でも快適に過ごせます。
また、壁の断熱性能を高めることで、冷暖房の効率を上げたり、結露を防止したりする効果もあります。
次に、天井です。
暖かい空気は下から上へと流れていきます、
そのため、天井の断熱性が低いと暖かい空気が逃げてしまうのです。
屋根に断熱材を使ってふたをすることで、熱を逃がさず冬でも暖かい家にできるのです。
最後に、床です。
床に断熱材が使われていないと、足元が冷えてしまいます。
特に、外気と接する1階部分では、外気の影響を大きく受けるので、断熱材がないと冬場の冷え込みがひどくなってしまいます。
足元の冷えを防ぐことで、冬でも快適に過ごせるでしょう。
◆まとめ
今回は、冬の寒さをどれぐらい防げるのか断熱材の効果についてご紹介しました。
本記事を参考にしていただければ幸いです。
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