「使い勝手のいいキッチンにしたい」「どんなレイアウトにしたら良いのかな」
このようにお考えの方も多くいらっしゃるでしょう。
今回は、使い勝手のいいキッチンにするために、キッチンのレイアウトについて解説します。
◆使い勝手の良いキッチンにするためのレイアウトとは?
キッチンのレイアウトには以下の6つがあります。
- ● 壁付けI型
- ● L型
- ● 対面ペニンシュラ型
- ● 対面アイランド型
- ● 対面Ⅱ型
- ● U字型
壁付けⅠ型は、スペースをあまり確保しなくても設置できる点から、人気の高いタイプです。
キッチンのレイアウトを考える際に一番大事なのは火を使うゾーンです。
熱い鍋やフライパンを持ったまま長い距離を移動することは大変危険ですよね。
そのため、コンロとオーブンをシンクから遠ざけないように設計することが大切です。
シンクを真ん中にして、コンロと冷蔵庫が一列に並んでいると、理想的なキッチンといわれています。
L型のキッチンは、Ⅰ型よりも広いスペースを確保しないといけない点には注意が必要です。
また、食器棚を置くスペースを忘れてしまいがちな点にも気をつけましょう。
対面ペニンシュラ型とは、対面式でカウンターの左右どちらかが壁にくっついています。
台所のスペースが狭めの住宅でも採用しやすく、価格が抑えめな点もメリットです。
キッチンの入口付近に冷蔵庫を置くと、使いやすくなります。
対面アイランド型とは、対面式でカウンターの左右両方が壁から離れていて、独立した場所に設置されているタイプのキッチンです。
開放感があってキッチンのどちらからでも人の出入りが可能なので、複数人でも作業しやすい点がポイントです。
通路幅の確保が必要なので、設置には広いスペースが必要です。
左右どちらかの入り口近くに冷蔵庫を設置することで、利便性が上がります。
対面Ⅱ型のキッチンは、シンクのついている台とコンロがついている台が分かれている点が特徴です。
ダイニング側にシンクを設置し、壁側に冷蔵庫を設置すると比較的使いやすくなります。
U字型のキッチンは、キッチン空間が独立したスペースになっていて、収納量が多いので本格的に料理を楽しみたい方に人気のあるタイプです。
◆キッチンの収納・家電のレイアウト
まずは、キッチンに配置するアイテムを列挙しましょう。
キッチンにはたくさんのものを設置する必要があります。
その中で絶対にキッチンに置く必要があるものを洗い出しましょう。
例えば、食材の保存に必要な冷蔵庫や、収納として欠かせない食器棚などは、必ず必要なアイテムです。
冷蔵庫を設置する際は、「家族全員が使う」ということを考慮しましょう。
調理中でない時も飲み物や食べ物を取り出したりするシーンがあるでしょう。
可能な限りキッチンの入り口付近に配置し、調理をしている人の邪魔にならないようにすることがポイントです。
食器棚は食事の準備と片付けの両方のタイミングで使用するので、調理台やシンクとの動線が良い場所に設置しましょう。
種類やサイズが豊富なのでそれぞれのキッチンに合ったタイプのものを設置してみると便利ですよ。
◆まとめ
今回は、使い勝手のいいキッチンにするために、キッチンのレイアウトについて解説しました。
キッチンのレイアウトを考えるときは、それぞれのタイプのキッチンに合ったものを考えましょう。
また、冷蔵庫や食器棚の位置など、使用頻度の高い場所のレイアウトは特に重要です。
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