「老後は二階を使わない」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
たしかに、子供が家を出ると部屋は余るので、使わない部屋が出て二階に上がる機会が減ることも予想されるでしょう。
しかし、だからといって初めから部屋数を少なくしてしまうと、子供がいる間の生活が窮屈になってしまいます。
そのため、老後を見据えたリフォームをすることが大切なのです。
そこで今回は、実際に老後は二階を使わなくなるのか、老後に向けたリフォームをするときのポイントと併せてご紹介します。
◆老後は二階を使わない?
30代から40代と比較的若い頃に家を建てた場合は、家族全員の生活・ライフスタイルを考えて、広い間取りであることが多いです。
しかし、子どもが実家を出て行った後に、「家が広すぎる」と感じてしまうこともあるでしょう。
このような間取りでは、特に二階に子供部屋があることが多く、掃除のために二階と一階を行き来することが面倒に感じてしまうことがあります。
また、年齢を重ねるにつれて、体の機能が低下していきます。
足腰の動きが悪くなってしまうことも多く、若いころのようにスムーズに階段を上り下りできなくなってしまいます。
上記の理由から、階段を使う必要のある二階は、老後使わなくなる可能性があるのです。
老後に備えるためのリフォームのポイント
バリアフリー化
老後に備えたリフォームで、最も重要といえるのが「バリアフリー化」です。
例えば、二階に上がるための急な階段や、それぞれの部屋に出入りする際の段差、手すりがついていない水回りなど、若いころは問題なく生活できていた場所でも、年齢を重ねると危険を伴ってしまうことがあります。
階段の傾きをゆるやかにしたり、段差をなくしたり、手すりをつけて歩きやすくしたりと、細かいリフォームをするだけで老後の生活がしやすくなるでしょう。
特に、お風呂場は滑って転倒してしまうリスクが非常に高い場所なので、しっかりと考えてリフォームしましょう。
暮らしやすい間取り
家の間取りによっては、一階と二階を行き来しないと生活しにくいという場合もあります。
また、家が広い場合は、家の端から端まで移動することが大変なこともあるでしょう。
足腰が悪くなってしまった場合のことも考慮して、一階だけで生活が完結するような間取りへの変更を検討しましょう。
家の中の温度
実は、年齢を重ねると、室内の温度変化を敏感に感じ取りやすくなります。
それに加え、温度変化が健康に大きな影響を与えることもあるのです。
特に気をつけたいのが、「ヒートショック」と呼ばれるものです。
これは、部屋ごとの温度差が激しい場合に、血圧が急激に変化し、脳内出血や心筋梗塞などの病気を引き起こすというものです。
家の中の温度変化をなるべく抑えられるようにリフォームすることで、健康面で安心できます。
◆まとめ
結論として、老後は二階を使わなくなってしまうことが多いです。
足腰が弱くなることが多く、階段の上り下りが辛くなってしまうことが主な理由です。
そのため、老後を見据えたリフォームをするためには、「バリアフリー化」「暮らしやすい間取り」を意識することが大切です。
佐賀市・小城市周辺で老後を見据えたリフォームを検討している方は、ぜひ当社にお任せください。
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