中古住宅のリフォームを行う際には、内装や外装のようなデザイン面や機能面だけでなく「火災保険」も重要です。
しかし、中古住宅リフォームの際に火災保険がなぜ重要なのか、どのようなポイントが重要なのか分からない方もいらっしゃいますよね。
そこで今回は、中古住宅リフォームにおいて注意すべき「火災保険」についてご紹介しますので、参考にしていただければ幸いです。
中古住宅リフォーム後も安心して暮らすために火災保険の手続きが必要?
一般的に、火災保険の金額は「建物の評価額」によって決まります。
建物の評価額は、リフォームや増築によって変わるため、リフォームや増築を行った際には火災保険の手続きが必要です。
仮にリフォームをしたのに火災保険の手続きを行わなかった場合には、契約解除や保険金が支払われなくなってしまう可能性もあるため、必ず手続きを行いましょう。
リフォームを行う前に加入した火災保険に、リフォーム後も加入を続ける場合には加入している保管会社や代理店に「リフォームを行ったこと」を連絡してください。
リフォームを機に火災保険の変更を行う場合には、新たに契約をし直したり、別契約を行う必要がありますので合わせて確認してみましょう。
中古住宅における火災保険の重要性とは?
中古住宅を購入した際やリフォームを機に契約を見直す際に、築年数の古い中古住宅に火災保険をかける必要はあるのか、疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。
実は、築年数の古い中古住宅ほど、万が一の事態に備えて十分な補填内容の火災保険を契約する必要があります。
近年、火災保険では、火災による損害への支払いよりも自然災害による損害への保険金支払額が増えているのが現状です。
自然災害による損害を受けた場合、新築住宅よりも耐久性の低い中古住宅は、より大きな被害を被る恐れがあります。
そのため、築年数の古い中古住宅においては、自然災害の被害を受けても十分にカバーできるように火災保険に加入することが重要です。
また、中古住宅を火災保険の対象にする際には「類焼損害補償特約」の付帯も合わせて検討することをおすすめします。
「類焼損害補償特約」とは、自宅の火災や爆発で近隣住宅に損害が生じた際に、近隣住宅に与えた損害を補償するための特約です。
中古住宅は新築住宅と比較して、耐久性や耐火性が低い場合が多いため、万が一のリスクに備えられる補填内容の火災保険や特約を選ぶことをおすすめします。
まとめ
一般的に、火災保険の金額は「建物の評価額」によって変わります。
そのため、リフォームや増築を行って建物の評価額が変わる際には、火災保険の手続きが必要です。
また、中古住宅は耐久性が新築住宅よりも低く、自然災害による被害を受けやすいため、補填内容を加味した上で加入しておくことをおすすめします。
当社は、佐賀市・小城市周辺の中古住宅専門のリフォーム事業を行う会社です。
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